たなぼた生活

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【実験★初対面の人とチューしたらどうなるか】初対面の22歳女子大生とチューした話 ~その3~

 

前回からの続きです。

読んでない方はそちらからどうぞ。

 

【実験】初対面でチューしたらどうなるか - たなぼた生活

 

【実験★初対面の人とチューしたらどうなるか】初対面の22歳女子大生とチューした話 ~その1~ - たなぼた生活

 

【実験★初対面の人とチューしたらどうなるか】初対面の22歳女子大生とチューした話 ~その2~ - たなぼた生活

 

 

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目の前には赤面しつつ、うつむく女の子。

 

なんて純粋なんだろう。
なんて綺麗なんだろう。

 

そう感じました。
美術館で綺麗な絵画を見ているようでした。(あ、かっこつけました)

春の朗らかな太陽の下、野原を穏やかな風が流れ、そこに咲く小さな白い花。その小さな花に、ふわふわと舞う1羽の黄色い蝶が降り立った瞬間でした。(くどい)

 

 

その一方で僕はビビッときたものがありました。ガンダムだったらキラーンってなるあの瞬間ですね。「見えるぞ!私にも敵が見える」ってね(くどい2回目)。

 


※いきなりですが、今後書きやすくするために「相手の女の子=ユキ」にしますね。もちろん仮名です。なぜ「花子」じゃなくて「ユキ」なのかと言われると直感です。今日ちょうど関東で雪降りましたし。全国のユキさんごめんなさい(何謝り)

 


もしかして、ユキは純粋そのものなんじゃないか。なんかそういう無邪気さがあったんです。たぶんこれわかる人にはわかるもんだと思います。

 


「もしかして、ユキは男性とえっちとかしたことないの?」

 


何て言葉で聞いたかはあまりはっきりとは覚えてませんが、確かそういう意味合いのことを聞きました。話の流れ的に。内容的にもちょっとドキドキ。

 

 

「…うん。」

 

コクリと頷く彼女。

 

なるほどー。だからあんな反応だったのかー。妙な納得感がありました。あの時感じた直感が確認された瞬間でした。確かにこの実験自体が胸キュンするものではあるのだけど、何かそういうものとは違った「純粋性」を感じてたんです。僕の汚い心が失ってしまった何か。

 

いや、まあ今回はチュー企画であって、セックスうんぬんは関係ないだろっていう意見もあれば、「女子大生」「彼女の家」「お泊り」というキーワードから「もしや折山!どこまでいったんだ!?」っていう興味や羨望で読んでる方もいるんじゃないかと思ったのです。僕だったらそう読むから(笑)

 


「え、そうなんだ。でも彼氏の話とかしてたじゃん」

 


その前に僕たちは恋愛トークをしてました。よくよく聞いてみると、過去に何人かはお付き合いしたけど、「体の関係」になる前に別れてきたと。そしてチュー以上のことはしたことがないと。

 


・・・お、おう。

 

 

僕は何だか自分が「よくないこと」をしている罪悪感に襲われました。お前はここで何をやろうとしてるんだ。引き返すべきだ。いまなら帰れる。僕が考えてるキスと彼女が考えてるキスは「重み」が違うんじゃないだろうか。僕は彼女が大切にしている「何か」を壊してしまうんじゃないか。

 


「そういうの大事にしたほうがいいと思うよ」

 

 

僕の腹の中の、ものすご~~く奥のほうに米粒ほどわずかにある「紳士なこころ」が出た瞬間でした(くどい3回目)。

 

 

…続く。